しばらくお休みしていましたが、予定よりも二週間も早い4月28日、無事女の子が生まれました。(それでも3200グラムもありました)現在、自宅静養中ですが、なんとなく体調もよくなってきて、ようやくブログも更新する気になりました。
男性のみなさまごめんなさい。以下、ちょっと出産にまつわるお話になります。。。
前回、スペインで一般的な無痛分娩にしたい、と書いたところ、結構な反響がありました。私の友人たちもみんな興味があるようで、女性にとっては、あの陣痛の痛みを経験することは、やっぱり恐怖にも似た大きな不安があるものです。(特に私のように一度体験していると、なおさら、次回は無痛にしたいと思うかもしれません。)
無痛分娩の場合、麻酔をうつ必要があるので、真夜中に突然陣痛がおこってかけこんでもできないということで、事前に入院して、必要なら陣痛促進剤をうってお産になるというお話でした。
私もその予定だったのですが、37週と5日めの夜、夕食を食べた後、突然、破水し、即入院となり、あっと言う間に翌日の早朝には出産となりました。幸い、病院についたのが、それほど遅い時間じゃなかったので、先生もすぐに到着し、麻酔をうっていただけました。
お腹の張りは、それほどなかったのですが、あらかじめ痛みのないように、先に麻酔をうつことになりました。麻酔は背中にカテーテルを通し、そこに点滴のような感じで麻酔を流し込みます。(お産がどれだけかかるかわからないので、必要な時間だけ麻酔を追加するようです)
カテーテルを通すときに、ちょっと痛いのですが、麻酔がきくと、その後の痛みは全くありませんでした。
麻酔の効きぐあいは人によって差があるようですが、私の場合は効き過ぎるぐらいで、下半身が麻痺したようになり、歩くこともできなくなるほどでした。(ちょっと変な気分でしたが)
陣痛が来る前に麻酔をしたこともあり、結局、全く陣痛の痛みを感じませんでした。
ただ、陣痛が来ているということは分かるので、看護婦さんと一緒に何度かいきんでいるうちに、あっという間に生まれてしまいました。もちろん、意識もしっかりあるので、出産の瞬間もわかるし、赤ちゃんをだっこしたりすることもできます。他は、自然分娩のときとなんら変わりはありませんでした。
二人めということで、お産自体が軽かったということもあるようですが、前回よりも、産後の体調も良好です。赤ちゃんももちろん、元気に育っています。
自然分娩はもちろん、貴重な体験だと思います。私も一度体験したのは別に後悔していません。でも、どちらかを選ぶとしたら、無痛を選ぶだろうな、と思います。出産自体の不安を大きく軽減してくれるし、体力的な消耗も減らせて、その後の赤ちゃんとの生活をよりリラックスして迎えることができるような気がします。